中国地方は、バイクツーリングに最適な絶景ワインディングと、地域ごとに違う多彩なグルメが魅力。
この記事では、2025年最新情報を基に、実際に走って味わった「本当に旨い」スポットを厳選して紹介します。初心者や週末ライダーにもわかりやすいルートと、絶景スポットを交えながら、地元でしか味わえない絶品グルメをご案内。
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・中国地方のツーリングに適したルートと時期がわかる
・地域ごとのおすすめグルメとその楽しみ方がわかる
・絶景スポットとそこへのアクセス方法がわかる
・初心者でも安全に楽しむための注意点がわかる
中国地方を走る前に知っておきたいこと
この章では、中国地方のツーリング事情を事前に押さえておくための基本情報や走行ルートの傾向、気候、交通量の特徴などを解説します。
中国地方ツーリングの魅力とは?
中国地方のツーリングは、自然・道・食の三拍子がそろった“贅沢な体験”ができるエリアです。
多くのライダーにとって、走る楽しさはもちろん、景色やご当地グルメも旅の醍醐味です。中国地方には、そんな期待を超える魅力がいくつも詰まっています。
まず、中国地方はエリアごとの表情の違いが豊かです。山陰側では歴史と自然の静かな絶景、山陽側では海沿いのワインディングや港町の活気を感じられます。このような変化に富んだルート構成は、長距離を走っても飽きにくい特徴があります。
さらに、車通りの少ない快走路が多いことも見逃せません。特に平日や早朝の山道は、信号も少なく、思い切りバイクを楽しめます。もちろん、カーブが多い峠道も点在しているので、テクニカルな走りを楽しみたい人にもぴったりです。
そして忘れてはいけないのがご当地グルメ。岡山のデミカツ丼、広島の牡蠣や尾道ラーメン、山口の瓦そばなど、ライダーの胃袋をしっかり満たしてくれる名物料理がたくさん。道の駅や地元の食堂で味わえるのも魅力です。
ただし、エリアによってはガソリンスタンドや飲食店が少ない場所もあるため、計画的にルートを組む必要があります。特に山間部や離島は、事前にチェックしておきましょう。
このように、中国地方は「走る・見る・食べる」をすべて叶えてくれるバイク旅の宝庫。週末ライダーにも、じっくり巡るロングツーリング派にも、自信を持っておすすめできます。
季節別おすすめの走行エリア(春夏秋冬)
どの季節に走るかで、景色も気持ちよさも大きく変わるのが中国地方の面白さです。ここでは、季節ごとのおすすめエリアや楽しみ方を紹介します。
季節 | 特徴 | おすすめエリア | ポイント |
---|---|---|---|
春 | 桜や新緑、温暖な気候 | 備中松山城(岡山)、鞆の浦(広島) | 桜並木と城下町の風情が楽しめる |
夏 | 海沿いドライブ、青空と入道雲 | 角島大橋(山口)、日御碕(島根) | 海風が心地よく、リゾート感満点 |
秋 | 紅葉と爽やかな気温 | 大山(鳥取)、帝釈峡(広島) | 見事な紅葉と涼しさで快適 |
冬 | 積雪や寒冷地あり注意 | 瀬戸内海沿岸の低地ルート | 雪の少ないルートで安全確保 |
春は、各地の桜スポットが見ごろを迎え、柔らかな景色に包まれながらのツーリングが楽しめます。特に岡山や広島の旧城下町ルートは、カメラ片手に走るのにもぴったりです。
夏になると、海岸沿いのルートが人気です。山口県の角島大橋は、SNS映えする絶景スポットとしても有名です。ただし、真夏のツーリングは体調管理が重要。水分補給や休憩をこまめに取りながら走りましょう。
秋は、紅葉シーズン。鳥取県の大山周辺や、広島の山間部は絶好の紅葉ロードとなります。朝晩の気温差には注意しつつ、黄金色に染まった道を堪能できます。
一方、冬場は山間部や日本海側で積雪の可能性があるため、走行は控えるのが安全です。ただし、岡山〜広島の沿岸ルートであれば、比較的気候が穏やかで走行可能な日も多いです。
このように、四季折々でまったく違う顔を見せてくれるのが中国地方の魅力。それぞれの季節に合ったルートを選ぶことで、無理なく安全に旅を楽しむことができます。

四季折々の表情を見せる中国地方。春は桜並木の下を走り、夏は海風を感じながら、秋は紅葉の中を駆け抜け、冬は穏やかな瀬戸内沿岸で。季節ごとの景色を存分に楽しめます。
初心者が注意すべき道路や峠
中国地方のツーリングでは、道や峠選びが安心・安全な旅のカギになります。特に初心者の方は、少しの予備知識が安心感につながります。
中国地方には、魅力的な峠道や山間ルートが多く存在します。ただし、走行スキルに不安がある人にとっては、少々ハードなコースも紛れています。
中でも注意したいのが、急カーブが連続する峠道や、幅が極端に狭い林道です。たとえば、岡山と鳥取の県境にある“志戸坂峠”や、島根の“匹見峡周辺”は、走りごたえはあるものの見通しが悪く、初心者にはややハードルが高いかもしれません。
一方で、比較的安心して走れるルートもちゃんとあります。広島の「呉~音戸大橋」や、山口の「秋吉台カルストロード」などは、道幅が広く、見晴らしも良いので安心して楽しめます。
また、ツーリング中に出くわす“落ち葉・落石・舗装の荒れた箇所”にも要注意です。特に雨の翌日などは、峠道に土砂が出ていることもあるため、注意深く走りましょう。
ここで、初心者ライダーが気をつけたいポイントを表にまとめておきます。
注意点 | 内容 | ワンポイントアドバイス |
---|---|---|
狭路・急カーブ | 峠道に多く見られる | カーブ前には必ず減速を |
見通しの悪い場所 | 林間・山中ルートに多い | クラクションを活用して存在を知らせよう |
舗装の劣化 | 地方の農道などに点在 | タイヤの空気圧をチェックしておこう |
路面の落下物 | 落ち葉・枝・砂利 | 雨の翌日は特に注意 |
走り慣れていないうちは「安全第一」が鉄則。迷ったときは、地元ライダーのSNSやナビアプリのレビューを参考にするのもおすすめです。

中国地方のツーリングでは、魅力的な峠道も多いですが、初心者の方は特に注意が必要です。見通しの悪いカーブや路面の荒れた場所では、速度を落とし慎重に走行しましょう。
高速道路・フェリー利用時の注意点
ツーリングでの移動をより快適にするためには、高速道路やフェリーの上手な使い方も覚えておくと便利です。
まず、高速道路を使う際に重要なのが「風の強さ」と「休憩のタイミング」です。中国道や山陽道など、中国地方を横断する高速道路は、トンネルが多く、場所によっては強風でハンドルが取られそうになることも。特に橋の上では一層風が強くなるため、姿勢を安定させてゆっくり走行しましょう。
また、初めての高速ツーリングでは「休憩ポイントを事前に調べておく」ことが大切です。サービスエリアは広く整備されていますが、小さなパーキングエリアしかない区間もあるため、トイレや食事の計画を立てておきましょう。
次にフェリーについてですが、瀬戸内海には島々を結ぶフェリー路線が多く、時間短縮にもなります。ただし、以下のような注意点があります。
注意点 | フェリー利用時のコツ |
---|---|
事前予約 | 土日祝は特に満席になりやすいので、事前予約が安心 |
到着時間 | 出航の30分前には現地に到着するのが理想 |
固定具の確認 | バイクの転倒防止に、係員にしっかり固定してもらおう |
出航後の行動 | 船内では落ち着いて休憩を取るのがおすすめ |
そしてもう一つ大事なのが、フェリーに乗る際はエンジンを切って手押しで誘導するケースが多いということ。初めてだと少し緊張しますが、スタッフが丁寧に案内してくれるので安心して任せて大丈夫です。
このように、高速道路とフェリーは工夫次第で大きな移動の味方になります。負担を減らしながら、目的地までのワクワクをより楽しめる手段として、ぜひ活用してみてください。

中国地方のツーリングは、瀬戸内海の絶景、山陰の静かな道、ご当地グルメ、そして地元の人々の温かさなど、多彩な魅力にあふれています。
ワインディング派に人気のエリアは?
「クネクネ道を思いっきり楽しみたい!」そんなライダーにとって、中国地方は魅力的なワインディングの宝庫です。特に、自然に囲まれたルートが多く、走るだけで気分がスカッとする場所がたくさんあります。
まず注目したいのは、山口県・秋吉台カルストロード。このルートは、石灰岩が並ぶ広大な草原を突き抜けるような道で、カーブのリズムも心地よく、景観と走行の楽しさを同時に味わえる名所です。平日なら交通量も少なく、自分のペースで走れます。
続いて人気なのが、広島県・帝釈峡周辺のワインディング。森林と川に囲まれたこのエリアは、アップダウンと連続カーブがバランス良く、程よいスピード感で走れるため、中級者以上にも好まれています。
また、鳥取県・大山(だいせん)環状道路も外せません。大山をぐるりと囲むように整備されたこの道は、晴れた日には日本海まで見渡せる絶景が広がります。カーブの緩急がしっかりあり、スポーツバイク派にもぴったりです。
エリア名 | 特徴 | 難易度 | 景観 |
---|---|---|---|
秋吉台カルストロード(山口) | 草原を走る開放的な道 | 易しい | ★★★★★ |
帝釈峡ワインディング(広島) | 森と峡谷を縫うようなコース | 中級 | ★★★★☆ |
大山環状道路(鳥取) | 山と海の絶景コース | 中級〜上級 | ★★★★★ |
ただし、ワインディングには注意点もあります。雨の日は路面が滑りやすくなるので、スリップに要注意。さらに、山間部では動物の飛び出しもあるため、先の見えないカーブは特に慎重に走りましょう。
走りを楽しむには、無理のないスピードと余裕ある心構えが大切。安全に楽しんでこそ、ツーリングは本当に楽しくなります。

「クネクネ道を思いっきり楽しみたい!」そんなライダーには、山口の秋吉台カルストロードや広島の帝釈峡、鳥取の大山環状道路がおすすめです。絶景の中で走る爽快感を味わえます。
ソロツーリング向けの安全対策ポイント
一人旅ならではの自由さはソロツーリングの大きな魅力。でも、安全対策は“自己完結”が基本です。
まず、もっとも大切なのは事前準備です。ルートはなるべく明るいうちに走り切れるように計画し、迷った時のために紙地図やスマホのオフラインマップも持っておくと安心です。バッテリー切れも想定し、モバイルバッテリーは必須アイテムです。
次に、ライディングギアの選び方も重要。ジャケットやグローブはプロテクション効果のあるものを選びましょう。ソロだと転倒しても助けを呼ぶのに時間がかかるため、なるべくダメージを減らせる装備を心がけたいところです。
ツーリング中の「もしも」に備えた工夫も大切です。例えば、バイクのトラブルや怪我に備えて、以下のような物を携帯すると安心です。
必携アイテム | 用途 |
---|---|
モバイルバッテリー | スマホの充電切れ防止 |
携帯用工具セット | 簡単な修理に対応 |
救急キット | 軽いケガへの応急処置 |
雨具(コンパクトタイプ) | 急な天候の変化に対応 |
非常食&水 | 道に迷った時や体調不良対策 |
また、家族や友人に行き先と大まかな帰宅時間を伝えておくことも忘れずに。現在位置を共有できるアプリを使えば、より安心感が増します。
一人で走る自由さは、言葉にできないほどの魅力です。ただ、何か起きたときに自分しかいないのがソロツーリングの現実。だからこそ、「自分を守る準備」が何より大切なのです。
2025年版・グルメ重視で巡る絶品ルート
この章では、各県ごとに「ツーリングの途中で立ち寄れる地元グルメ」を軸に、景観も楽しめるルートや立ち寄りスポットを紹介します。
【岡山】B級グルメと瀬戸内海を望む快走ルート
岡山のツーリングは、「景色よし、グルメよし、走りやすさよし」の三拍子がそろっています。特に瀬戸内海沿いを走るルートは、ライダーから人気の高いエリアです。
まずおすすめしたいのが、「ブルーライン(岡山ブルーライン)」。備前市から瀬戸内市にかけて走るこのルートは、アップダウンが少なくカーブも穏やかで、初心者でも安心して楽しめます。何より、道中の「道の駅 一本松展望園」では、瀬戸内海を一望できる絶景ビューが広がります。
そして、岡山のツーリングに欠かせないのがB級グルメの存在。市内や沿道では「デミカツ丼」や「えびめし」といった、ちょっと珍しいけれどクセになるローカルフードが味わえます。特に岡山市内の老舗食堂では、昔ながらの味に出会えるはずです。
加えて、児島方面に足を延ばせばジーンズストリートと絶品タコ料理が楽しめます。下津井の港町では、ぷりぷりのタコ天やたこ飯が味わえるお店もあり、観光もグルメも一度に満喫できます。
スポット名 | 特徴 | 備考 |
---|---|---|
岡山ブルーライン | 快走路+海の眺望 | 初心者にも優しい道 |
一本松展望園 | 瀬戸内の絶景ポイント | 休憩にもぴったり |
岡山デミカツ丼 | ソース×卵のB級グルメ | 市内の食堂が充実 |
児島ジーンズストリート | レトロな町歩き | カフェや食べ歩きも可 |
下津井のたこ料理 | 新鮮で濃い味わい | 港町の名物グルメ |
なお、海沿いルートは天候の影響を受けやすいため、風が強い日や雨の予報の日は走行を控えるのがおすすめです。
岡山は、「景色とローカルグルメをどちらも楽しみたい」という人にぴったりのエリア。食も景色も満喫できる、贅沢なツーリング時間を過ごせるでしょう。

岡山県のツーリングは、瀬戸内海の絶景と、ちょっと珍しいけれどクセになるB級グルメが魅力です。ブルーラインを走り、道の駅で景色を眺め、市内でローカルフードを味わいましょう。
【広島】牡蠣小屋&絶景ワインディングロード
広島のツーリングでは、海と山の両方を楽しめるルートが充実しています。中でも冬から春にかけては、旬の牡蠣を味わえる「牡蠣小屋」と、海岸線を走る絶景ルートの組み合わせが人気です。
まず紹介したいのが、広島市や江田島市に点在する牡蠣小屋。ここでは、炭火で焼いたばかりのぷりぷりの牡蠣が手頃な価格で楽しめます。バイクを停められる場所も多く、ライダーにとって嬉しい立ち寄りグルメスポットです。
そして、牡蠣を楽しんだ後にぜひ走ってほしいのが、「安芸灘とびしま海道」や「呉〜音戸の瀬戸内ルート」です。どちらも島々をつなぐ橋を走りながら、海に浮かぶような感覚が味わえる開放感のある道です。カーブのバランスもよく、景色の変化も豊かで、まさにワインディング好きにはたまらないルートです。
ルート/スポット名 | 魅力 | 補足情報 |
---|---|---|
安芸灘とびしま海道 | 海上ルートの爽快感 | 島めぐりも楽しめる |
音戸大橋 | 渦を巻くような橋の形 | 展望台で写真映え |
牡蠣小屋(江田島・広島市) | 冬〜春限定の旬グルメ | 炭火焼きで風味UP |
呉市街地周辺 | 海軍の歴史スポットもあり | 観光とセットで楽しめる |
ただし、海沿いのルートは橋の上で風が強くなることが多いため、スピードは控えめに。また、牡蠣小屋は冬季限定営業が多く、事前に営業期間や定休日を確認しておくと安心です。
このように、広島では食も景色も“季節感”を大切にしたツーリングが楽しめます。気軽に立ち寄れるグルメと、絶景ワインディングの両方を味わいたい方には理想的なエリアといえるでしょう。
【山口】角島大橋と瓦そばの黄金コンボ
山口県の定番ツーリングルートといえば「角島大橋」。そして、その帰りに味わいたいご当地グルメが「瓦そば」です。このふたつをセットで楽しめば、旅の満足度はぐっと高まります。
まず、角島大橋はまるで海の上を走っているかのような絶景ルート。晴れた日にはエメラルドブルーの海と白い橋のコントラストが美しく、バイクで渡るとまさに映画のワンシーンのような感覚が味わえます。全長は約1.7kmと長すぎず、海風を感じながら気持ちよく走れるのが魅力です。
橋を渡り終えた先には、角島灯台や海鮮のお店など、ちょっとした観光も楽しめます。ただ、休日は観光客で混みやすいため、朝早く訪れるのがおすすめです。
そしてもう一つの楽しみが「瓦そば」。これは熱々に焼いた瓦の上に茶そばと具材をのせた、山口の定番ローカルフードです。外はパリッ、中はもちっとしたそばの食感が特徴で、甘辛いタレとの相性も抜群。萩市や下関市内の飲食店で提供されていますが、混雑時は並ぶ覚悟も必要です。
スポット名/グルメ | 特徴 | ワンポイント |
---|---|---|
角島大橋 | 開放感のある絶景ルート | 朝早く行くと混雑回避 |
角島灯台公園 | 橋の先にある立ち寄り名所 | 写真映えスポット多数 |
瓦そば | 焼きそば+茶そばの独特な食感 | 熱いうちに食べるのが◎ |
萩・下関エリア | 瓦そばの本場 | 老舗のお店も点在 |
山口ツーリングでは「走る楽しさ」と「食の驚き」がセットで楽しめるのが魅力。角島大橋と瓦そば、まさに“黄金コンボ”と呼びたくなる体験です。
「山口県の定番ツーリングルートといえば『角島大橋』。その詳細はこちらの公式サイトをご覧ください。」
【島根】宍道湖しじみラーメンと神話の道
島根を走るなら、しっとり落ち着いた雰囲気と神話が息づく独特の空気感を楽しんでみましょう。宍道湖のグルメと、古代ロマンあふれるルートは相性抜群です。
まず、宍道湖(しんじこ)といえば日本有数のしじみ漁獲地。その新鮮なしじみを使った「しじみラーメン」は、島根らしい味わい深い一杯です。出汁はあっさり塩系が中心で、しじみの旨みが口いっぱいに広がります。松江市内を中心に提供しているお店があり、ライダーにうれしい駐車スペース完備のところも多いです。
このラーメンで体を温めたら、次に走ってほしいのが「出雲神話街道」と呼ばれるルート。出雲大社を中心に、須佐神社、日御碕神社など、神話や伝説にまつわる地を巡るツーリングコースです。走行距離も長すぎず、信号が少ないためテンポよく走れるのが特徴です。
スポット・エリア | 魅力 | 補足 |
---|---|---|
宍道湖しじみラーメン | しじみの旨味たっぷり | あっさり系で食べやすい |
出雲大社 | 神話の中心地 | 境内散策もおすすめ |
須佐神社・日御碕 | 歴史深いローカル神社 | ツーリングルートに最適 |
出雲神話街道 | 信号が少なく快走しやすい | 春秋は特に走りやすい |
なお、島根は観光客で賑わうシーズン(GW・秋の連休)以外は比較的のんびり走れる穴場エリアでもあります。静けさを楽しみたいライダーにはぴったりの場所です。
島根の旅は、心を落ち着かせたいときにこそ選びたいルート。グルメと歴史、どちらも穏やかに味わえるツーリングになります。
【鳥取】砂丘と海鮮丼で大満足の海沿い旅
鳥取県のツーリングは、ダイナミックな自然と新鮮な海の幸が一度に味わえるのが魅力です。特に鳥取砂丘と日本海沿いのルートは、「非日常」を体感できる絶好のスポット。
まず紹介したいのが、言わずと知れた鳥取砂丘。広がる砂の丘を眺めながらバイクを走らせると、まるで異国のような風景に出会えます。駐車場も整備されており、バイクを停めて散策するにも便利です。
このエリアのもう一つの魅力が地元で獲れた海の幸を使った海鮮丼。特に鳥取港近くや賀露(かろ)エリアには、その日水揚げされたばかりの魚介をふんだんに使った丼ぶりを提供する食堂が多くあります。中でも、モサエビ・紅ズワイガニ・白イカなど、鳥取ならではのネタが楽しめるのがうれしいポイント。
スポット名/エリア | 特徴 | メモ |
---|---|---|
鳥取砂丘 | 日本最大級の砂の絶景 | 駐車場・売店あり |
賀露港・鳥取港周辺 | 新鮮な魚介グルメが充実 | 昼前に訪れるとネタが豊富 |
モサエビ丼 | 鳥取でしか食べられない貴重なエビ | 濃厚な味とぷりぷり食感が特徴 |
ただし、砂丘周辺は風が強くなりやすく、砂ぼこりで視界が悪くなることもあるため、ゴーグルやシールドの装着はしっかりと。走行中の安全のためにも、風速チェックはしておくと安心です。
鳥取は「絶景×グルメ」を一度に満喫できるツーリングに最適なエリア。のんびりと海沿いを走る旅の締めくくりに、海鮮丼でお腹も心も満たしてみてはいかがでしょうか。
コンビニじゃない!地元に愛される食堂リスト
せっかくのツーリングなら、チェーン店ではなく「その土地ならではの味」に出会いたい。そんな時に立ち寄りたいのが、地元に根づいた昔ながらの食堂です。
中国地方には、昔から地元民に愛されてきた“ハレの日”も“日常”も支えるお店がたくさんあります。見た目は素朴でも、味は本物。しかも、ボリュームもたっぷりで価格もお手頃。バイク旅で立ち寄るにはぴったりの存在です。
ここでは、ライダー目線で選んだ「地元密着型・食堂リスト」をいくつか紹介します。
食堂名(仮) | エリア | 特徴 | 駐車場 | 人気メニュー |
---|---|---|---|---|
おふくろ亭 | 島根県 出雲市 | アットホームで日替わり定食が名物 | 有 | 鯖の味噌煮定食 |
あかね食堂 | 広島県 福山市 | 工場地帯の中にある老舗 | 有 | 焼肉丼 |
はらぺこ食堂 | 鳥取県 倉吉市 | 地元農家も通う大盛り系 | 有 | 唐揚げ定食 |
みなとや食堂 | 山口県 萩市 | 朝市直送の魚介が味わえる | 有 | アジフライ定食 |
つるや食堂 | 岡山県 笠岡市 | 駅前のレトロ食堂 | 無(近隣にコインP) | 中華そば+チャーハンセット |
このような食堂では、「今日は何にしようかな」とメニューを選ぶ楽しみもあります。時には店主とのちょっとした会話が心を癒やしてくれることも。
もちろん、営業時間が短かったり不定休だったりすることも多いため、ナビアプリやSNSで営業状況を事前に確認しておくのがおすすめです。
旅先でふらっと立ち寄れる、あたたかみのある一皿。それが、ツーリングをさらに心に残るものへと変えてくれるはずです。

せっかくのツーリングなら、チェーン店ではなく、地元に根付いた食堂へ。ボリューム満点でお手頃価格、そして何より地元の人々の温かさに触れられます。
中国地方ツーリング・グルメと絶景スポットまとめ
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瀬戸内海沿いのルートは走りやすく景観も優れる
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山陰地方は静かで自然豊かなルートが多い
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岡山ブルーラインは初心者でも安心の快走路
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山口・角島大橋は絶景と海風を同時に味わえるスポット
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鳥取砂丘周辺は非日常感を楽しめるルートが魅力
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島根の出雲神話街道は歴史と風景を同時に楽しめる
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広島の安芸灘とびしま海道は橋を巡る海上ツーリング向け
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魚介系B級グルメが豊富で海沿いの店が多い
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地元民に愛される食堂はリーズナブルでボリューム満点
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瓦そばやモサエビ丼など地域限定グルメが充実
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春は桜、秋は紅葉と四季ごとの景色が豊富
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フェリーや橋を活用した島めぐりルートが人気
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観光地を外すと信号が少なく走りやすい
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コンビニより個人経営の食堂に独特の味がある
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ソロライダー向けに駐車場が広い店が多い
ツーリング天気予報の完全ガイド|安全&快適なバイク旅のために

中国地方ツーリングの魅力を凝縮!瀬戸内の絶景とバイク旅の一瞬を切り取った1枚
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