初めての四国ツーリング、どこを走るか迷っていませんか?
この記事では「四国 ツーリング 2泊3日 モデルコース」で検索された方に向けて、週末を活用したソロキャンパーやバイク初心者~中級者にもやさしい、実体験ベースのモデルルートをご紹介します。
四国は、絶景ルート、美味しいご当地グルメ、そしてライダーに優しい宿泊地が揃う、まさに「ツーリング天国」。本記事では、天候・季節・走行距離までを考慮した効率的なプランをお届けします。
2025年最新情報をもとに、バイクで四国を安全かつ快適に楽しむポイントを、しっかりまとめました!
- 2泊3日で巡る!四国ツーリングの王道モデルルート
- 四国ツーリングを快適に楽しむための準備と注意点
2泊3日で巡る!四国ツーリングの王道モデルルート
四国を効率よく楽しむための、王道モデルコースをご紹介。走行距離や観光スポットも地図付きで解説します。
初日(1日目):徳島→高知|渓谷と太平洋を巡る絶景ロード
四国ツーリングの旅の始まりは、自然の迫力を感じられる渓谷と広大な太平洋の海岸線を満喫するルートからスタートします。
見どころ満載の初日は「阿波」と「土佐」の魅力を堪能
この日のルートは、徳島県の祖谷渓(いやけい)から始まり、高知県の室戸岬や桂浜を巡る王道コースです。朝は早めに出発して、渓谷の涼しい空気と絶景を楽しみながら走り始めましょう。
道中には「かずら橋」や、スリル満点の細道「奥祖谷二重かずら橋」などもあり、自然好きのライダーにはたまらないスポットが続きます。
また、国道55号を南下すると、太平洋が目の前に広がり、潮の香りを感じながら走る「海沿いのライディング」も楽しめます。
おすすめの立ち寄りスポット
スポット名 | 特徴 | 所要時間の目安 |
---|---|---|
祖谷渓 | 日本三大秘境のひとつ。断崖絶壁と清流が魅力 | 約1時間 |
かずら橋 | 藤蔓で編まれた吊り橋。揺れる感覚がスリリング | 約30分 |
室戸岬 | 雄大な太平洋を望む断崖絶壁の岬 | 約45分 |
桂浜 | 坂本龍馬像と名物カツオを楽しめる定番スポット | 約1時間 |

初日は山と川に囲まれた道を走る絶景ルートからスタート
このルートの注意点
山間部の道はカーブが連続しやすく、落石注意の看板も多めです。スピードを出し過ぎず、安全運転を心がけてください。途中、ガソリンスタンドの数が少ないエリアもあるため、こまめな給油が大切です。
また、天候が変わりやすいため、レインウェアは必携。特に午後から雨が降りやすい傾向があるので、事前に天気アプリでルートの降水確率をチェックしておきましょう。
2日目:高知→愛媛|四万十川と四国カルストの天空ルート
旅の中日となる2日目は、四国らしさを凝縮した「清流」と「高原」を走り抜ける爽快ルートです。
まずは清流・四万十川で心をリセット
高知市内を出発したら、朝のうちに**「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川**を目指します。川沿いを走るルートは信号も少なく、心地よい風を感じながら走行できる快適ロード。
特に人気なのが、佐田沈下橋や岩間沈下橋といった風情ある橋の風景。水面に浮かぶような橋をバイクで走る感覚は、他の地域ではなかなか味わえません。
午後は天空を走る「四国カルスト」へ
川沿いののどかな道を抜けたら、次は**標高1400メートル超の「四国カルスト」**へ向かいます。ここは「日本のスイス」とも呼ばれ、空に近い絶景ロードとしてライダーの間でも話題のスポット。
走行ルートは県道383号「天空の道」。白い石灰岩と広がる草原のコントラストは、まるで映画のワンシーンのようです。
また、四国カルストの周辺には放牧された牛の姿や、小さな牧場カフェもあり、ちょっとした休憩タイムにもぴったりです。
このルートの注意点とアドバイス
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四国カルストは霧が出やすく、視界が急に悪くなることがあります。
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標高が高いため、夏でも羽織る物を用意しておくと安心です。
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冬季(12月〜3月頃)は通行止めになることもあるため、事前に通行情報を必ずチェックしてください。
2日目のまとめ
区間 | 見どころ | 難易度 |
---|---|---|
高知→四万十川 | 清流・沈下橋の風景 | 初心者でも安心 |
四万十川→四国カルスト | 高原の絶景と爽快感 | カーブ多め、中級者向け |

四国カルストへ向かう絶景ルートは、海と山の両方を感じられる爽快な道
最終日(3日目):愛媛→香川|歴史とグルメ満喫ののんびりルート
ツーリングの締めくくりは、無理のない距離でゆったり旅気分を楽しめる、歴史とグルメの宝庫ルートです。
朝は「道後温泉」でリフレッシュ
旅の疲れを癒すなら、日本最古の温泉とも言われる「道後温泉」がおすすめです。朝風呂に入ってスッキリすれば、気分もすっかり整います。
道後温泉周辺は和風モダンな街並みが残っており、足湯スポットや地元のお土産屋さん巡りも楽しめます。
今治で「しまなみ海道」を一部走るのもアリ
その後、今治方面に向かい、しまなみ海道の一部を走るプランもアレンジ可能です。全線を走る必要はなく、橋の上から見える瀬戸内海の島々はまさに絶景。
特に「来島海峡大橋」はバイクで渡る価値あり。潮風を浴びながら走る爽快感は、旅の最後を彩るご褒美のような体験になります。
昼は「骨付き鶏」と「讃岐うどん」でグルメ満喫
香川県に入ったら、地元グルメを楽しむ時間をしっかり取りましょう。
ご当地グルメ | 特徴 | おすすめエリア |
---|---|---|
骨付き鶏 | パリッとジューシー。ビールが進む味 | 丸亀・高松周辺 |
讃岐うどん | 強いコシと出汁の香りが魅力 | 高松市内各所 |
帰路のタイミングは柔軟に
旅の終わりは無理に急がず、高速道路やフェリーを利用しながら、混雑を避けて帰路につきましょう。高松からは大阪方面へアクセスしやすく、レンタルバイクの返却場所も点在しています。
このように、3日目はスケジュールに余裕を持たせることで、四国のゆったりした空気感を最後まで感じられます。

最終日は歴史ある城と街並みを巡りながら、四国の旅を締めくくる穏やかなルート
休憩スポット&おすすめ道の駅【全日共通】
ロングツーリングでは、定期的な休憩と気分転換が安全運転のカギになります。ここでは、実際に立ち寄ってよかった道の駅や休憩ポイントをご紹介します。
四国ツーリング中に便利な道の駅リスト
道の駅名 | エリア | 特徴 | おすすめの時間帯 |
---|---|---|---|
道の駅 大歩危 | 徳島 | 渓谷美が楽しめる展望台あり | 午前中の休憩に最適 |
道の駅 南国風良里 | 高知 | ご当地グルメ豊富、温泉併設 | 昼食&リラックス向け |
道の駅 四万十とおわ | 高知 | 清流そば&土佐ジローの卵料理が名物 | 昼過ぎの軽食に◎ |
道の駅 みま | 愛媛 | 地元野菜やジャムが人気 | お土産購入にもおすすめ |
道の駅 小豆島オリーブ公園 | 香川 | 観光地としても人気の高い休憩地 | 午後の観光ついでに |
道の駅の魅力とは?
道の駅は、地元ならではの食べ物や特産品が楽しめるだけでなく、清潔なトイレや無料の休憩所が整っている点が安心です。さらに、バイク専用の駐輪スペースがある施設も増えており、ツーリングとの相性が抜群です。
休憩のタイミングと工夫
一般的に、2時間に1回程度の休憩が目安です。ただし、気温が高い日や風の強い日には、もう少し頻度を上げることも大切です。
また、休憩時には軽いストレッチや水分補給を忘れずに。休憩スポットを単なる「立ち寄り」ではなく、小さな「観光」として楽しむことができれば、旅の満足度もぐんと高まります。

四国にはツーリング中に立ち寄りたい道の駅が多数。旅の合間にひと息つける貴重な場所
バイク駐輪場&温泉付き宿泊施設まとめ(初心者向け)
旅先での宿泊は、「安心してバイクを停められるかどうか」がライダーにとっての大きなポイント。初心者の方でも利用しやすい、バイク駐輪場完備&温泉が楽しめる宿泊施設を中心にご紹介します。
安心できる宿選びの基準とは?
バイク旅での宿選びでは、次のようなポイントが重要になります。
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屋根付き駐輪スペースの有無
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温泉または大浴場があるか
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ウェアや荷物を干せるスペースがあるか
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スタッフの対応が親切か(ライダー慣れしているか)
上記をクリアしている施設は、初めてのツーリングでも安心して泊まれます。
初心者におすすめ!四国の宿泊施設一覧
宿泊施設名 | エリア | 特徴 | バイク駐輪 | 温泉の有無 |
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ホテル足摺テルメ | 高知県土佐清水市 | 絶景露天風呂と美味しい海鮮料理 | 専用駐輪場あり(屋根付) | 天然温泉 |
ことひら温泉琴参閣 | 香川県琴平町 | 金刀比羅宮に近く観光にも◎ | 平面駐車場あり | 大浴場あり |
湯快リゾート 道後温泉本館前 | 愛媛県松山市 | 温泉街中心部で立地良し | 敷地内駐輪OK | 道後の湯を使用 |
祖谷渓温泉ホテル秘境の湯 | 徳島県三好市 | 渓谷沿いの露天風呂が絶景 | 駐輪場あり | 自家源泉温泉 |
「温泉」で疲れを癒し、「安全な駐輪」でぐっすり眠る
長時間の運転で疲れた体には、温泉の効果は絶大です。筋肉の緊張をほぐすだけでなく、心までリラックスできるのが魅力。
また、大切な愛車を雨風から守れる駐輪スペースがあるかどうかは、特に初心者の方にとっては精神的な安心感につながります。
このように、「温泉 × 安心駐輪」が揃った宿は、ツーリング旅の充実度を一段と高めてくれる存在です。
各県のおすすめグルメ:カツオ・うどん・じゃこ天
ツーリングの楽しみのひとつといえば、やはり「ご当地グルメ」。ここでは、四国の各県でぜひ味わいたい3大グルメをご紹介します。バイク旅の途中でサッと立ち寄れるお店のスタイルも意識してご紹介します。
高知県:藁焼きカツオのたたき
高知といえば、やっぱり「カツオのたたき」。特に藁焼きで仕上げた香ばしい風味は、他では味わえない逸品です。
店によっては、自分でたたきを炙る体験ができるところもあります。バイクで市内を走っていれば、ひろめ市場のような食堂スタイルの施設もあり、気軽に立ち寄れるのが魅力です。
香川県:讃岐うどん
香川に来たら、「うどん巡り」は外せません。讃岐うどんのコシと出汁の香りは、ライダーの胃袋を優しく満たしてくれます。
早朝から営業しているセルフうどん店も多く、朝うどんでのスタートもおすすめ。1杯300円前後で食べられる店が多く、コスパも◎です。
愛媛県:じゃこ天
愛媛のグルメ代表といえば「じゃこ天」。小魚を骨ごとすり身にして揚げた、魚の旨味がギュッと詰まったご当地おつまみです。
道の駅やローカルスーパーでも手軽に買えるので、バイクの荷物にならないのも嬉しいポイント。温かいごはんにのせたり、うどんの具にしても美味です。
四国グルメを楽しむちょっとしたコツ
グルメ | 食べるベストタイミング | おすすめポイント |
---|---|---|
カツオのたたき | ランチ〜夕方 | 藁焼きの香ばしさが最高 |
讃岐うどん | 朝食 or 軽めの昼食 | 時間帯を外せば行列回避可能 |
じゃこ天 | 休憩時の軽食 or お土産 | 常温で持ち運びやすい |
どれも気取らずサクッと楽しめる食文化ばかりなので、ツーリングの合間に取り入れてみてください。きっと、旅の思い出がもっと豊かになります。

旅の途中で出会うご当地グルメもツーリングの大きな楽しみ。香川で味わう本場の讃岐うどんは格別
四国ツーリングを快適に楽しむための準備と注意点
安全で楽しいツーリングにするために欠かせない「準備と注意事項」を初心者目線で紹介。レンタルバイクや服装アドバイスもカバー。
天気・気候をチェック:月別の走行注意ポイント(2025年版)
ツーリングの満足度を左右するのが「天気」と「季節」。四国の自然は豊かで魅力的ですが、気候の特徴を把握していないと、思わぬトラブルにつながることもあります。
ここでは、2025年の予測傾向も踏まえて、月ごとの気温や天候のポイントをわかりやすくまとめました。
月別の気候と走行の注意点(簡易表)
月 | 気候の特徴 | ツーリング時の注意点 |
---|---|---|
3月 | 朝晩は冷えるが日中は春の陽気 | 霧が出やすい山間部は視界注意 |
4月 | 桜が見頃、安定した晴れの日が多い | 花粉症対策があると◎ |
5月 | 新緑が美しく、気温も快適 | ゴールデンウィーク渋滞に注意 |
6月 | 梅雨入り。雨の日が多い | 滑りやすい路面+湿気対策を万全に |
7月 | 夏本番。真夏日が続く | 熱中症・日焼け対策を忘れずに |
8月 | 暑さ+突然の夕立に注意 | 走行前に雷レーダーのチェックを |
9月 | 台風のリスクあり | 事前に進路情報を必ず確認 |
10月 | 秋晴れの日が多く走りやすい | 朝晩冷え込むので重ね着を活用 |
11月 | 紅葉が美しいが一気に寒くなる | 高原や山間部は凍結の可能性あり |
12月~2月 | 雪は少ないが、山間部は積雪・凍結も | 冬用装備&通行止め情報を要チェック |
ツーリング中の「天気の変化」に備えるコツ
例えば、四国カルストなどの高地では、急に霧が出たり、気温が5〜10度ほど下がることがあります。これには驚かれる方も多いですが、レイヤリング(重ね着)で対応すれば問題ありません。
また、海沿いのルートでは風が強くなりやすいので、ハンドルのブレや寒風対策としてウィンドブレーカーやネックウォーマーが役立ちます。
必須持ち物チェックリスト(キャンプ用品含む)
ツーリングでは「軽く」「コンパクトに」「必要なものだけを」持つことが大切です。とくに2泊3日となると、最低限の装備に加えてキャンプ泊に対応する準備も必要です。
ここでは、初心者でも迷わないよう、用途別に整理した持ち物リストをご紹介します。
バイクツーリング基本持ち物
カテゴリ | 持ち物 | 補足 |
---|---|---|
安全・走行系 | ヘルメット/グローブ/レインウェア/携帯工具 | レインカバーはリュックにも忘れずに |
ナビ・通信 | スマホホルダー/モバイルバッテリー/地図アプリ | 圏外時のために紙地図もあると安心 |
快適グッズ | サングラス/耳栓/ネックウォーマー | 長時間運転の疲労軽減に |
キャンプ泊向け持ち物(ミニマム装備)
カテゴリ | 持ち物 | 軽量化ポイント |
---|---|---|
寝具 | コンパクト寝袋/エアマット | 空気式なら収納も省スペース |
調理器具 | 小型バーナー/クッカーセット/カトラリー | フリーズドライ食品で荷物を削減 |
ライト類 | ヘッドライト/予備電池 | 両手が使えると設営時に便利 |
雨・風対策 | 小型タープ/防水グランドシート | 雨天時も快適に過ごせます |

キャンプ装備も整えれば、自然の中でのひとときがツーリングをもっと特別にしてくれる
便利だった+αアイテム
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折りたたみ椅子:焚き火やコーヒータイムが一段と楽に。
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小さな洗濯ロープ:ウェアやタオルを干すのに役立ちます。
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コンパクトタオル:軽くて速乾性が高い素材が便利です。
積載のコツ
「持ち物を減らす=旅の質を落とす」ではありません。必要なものを見極め、使い回しを工夫することで、より自由度の高い旅になります。
荷物は左右バランスを考えて積載し、走行中に落ちたりズレないよう固定しましょう。初めての方は一度、自宅で積載練習してみるのがおすすめです。
夏と冬の服装ガイド:快適性と安全性を両立
ツーリングでは気温や天候の変化に対応できる服装選びがとても大切です。特に夏と冬では走行中の体感温度が大きく異なります。ここでは快適さと安全性を両立できる服装のポイントをご紹介します。
夏の服装:涼しく&日差し・汗対策も忘れずに
夏は走っていても汗をかきますし、信号待ちではエンジンの熱がジワジワきます。
アイテム | 理由・ポイント |
---|---|
メッシュジャケット | 通気性に優れ、プロテクター付きなら安全面も◎ |
インナー(速乾タイプ) | 汗をすぐに吸って乾くので体温調整がしやすい |
アームカバー/ネックガード | 日焼け防止&汗を吸ってくれて快適 |
フルフェイスまたはジェットヘル | 顔まわりの日焼けや熱中症を防止 |
通気性のよいグローブ | 手の蒸れ防止&滑り防止にも役立つ |
また、走行中でも水分補給できる「ハイドレーションパック」があると、猛暑日でも熱中症対策になります。
冬の服装:風を防ぎつつ、保温をしっかり
一方、冬のツーリングは体が冷えやすいため、「風を防ぐ」ことが何より重要です。寒さで体がこわばると操作ミスにもつながるため、温かく、でも動きやすい装備が理想です。
アイテム | 理由・ポイント |
---|---|
ウィンタージャケット(防風・保温タイプ) | 特に首・手首・裾の密閉性が高いものが◎ |
電熱インナー(バッテリー式) | 冷えやすい胸・腰・背中をじんわり温めてくれる |
防風パンツ or オーバーパンツ | 風が当たる太ももをしっかりガード |
防寒グローブ | 指先の冷えを防ぎ、操作性をキープ |
ネックウォーマー & インナーキャップ | 首や頭の冷えを防ぎ、快適さUP |
天候が安定している地域とはいえ、四国の山間部では朝晩の冷え込みに注意が必要です。レイヤリング(重ね着)を意識して調整できる服装が便利です。
レンタルバイクの利用方法とおすすめ店【四国全域対応】
「バイクで四国を走ってみたいけど、自分のバイクではちょっと遠い…」という方には、レンタルバイクの活用がおすすめです。最近では、四国の主要都市を中心に、充実したラインナップのレンタル店が増えています。
レンタルバイクを利用する基本の流れ
はじめての方にも分かりやすいよう、基本的な流れを紹介します。
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予約(オンラインまたは電話)
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利用日、車種、ヘルメットや装備の有無を選択
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当日受付(身分証と免許の提示)
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大型や中型のバイクは該当免許が必要です
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車両チェック&説明
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傷や動作確認は念入りに。気になる箇所はスタッフに相談を
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出発!
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ガソリン満タン返却が基本ルールです
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店舗によっては「乗り捨て可能」「保険込みの安心プラン」などもあるので、よく確認してから予約しましょう。
四国でおすすめのレンタルバイクショップ一覧
店名 | 所在地 | 特徴 | 初心者向けサービス |
---|---|---|---|
レンタル819 高松駅前 | 香川県高松市 | 駅から徒歩圏内、豊富な車種 | スタッフによる操作レクチャーあり |
バイク王 高知インター店 | 高知市 | メンテが丁寧、整備済バイク多し | 軽量車種も選べる |
ツーリングベース道後 | 愛媛県松山市 | 温泉地出発OK、ヘルメットレンタルあり | キャンプセットプラン有 |
徳島ライドステーション | 徳島市 | 地元密着型、価格も良心的 | 雨具レンタルも対応 |
初心者におすすめの排気量&車種は?
初めてのツーリングでいきなり大型バイクに挑戦するよりも、250cc〜400ccクラスの軽量なバイクを選ぶのが無難です。
以下は、初心者にも扱いやすい車種の例です。
排気量 | 車種例 | 特徴 |
---|---|---|
250cc | ホンダ レブル250、ヤマハ MT-25 | 軽くて取り回しがしやすい |
400cc | カワサキ Z400、スズキ SV650 | パワーは十分、でも乗りやすい |
もちろん、スクータータイプでも快適に走れます。自分の技量と予定ルートに合わせて選ぶのがポイントです。
ツーリング時の交通マナーと注意すべき峠道・天候
四国の道は景色が美しく走りやすい場所も多いですが、地形や気候の特徴から、注意したいポイントもいくつかあります。ここでは、安全にツーリングを楽しむためのマナーと、峠道や天候の注意点をまとめました。
走行中に意識したい基本のマナー
マナー | 理由とポイント |
---|---|
無理な追い越しをしない | カーブが多く視界が悪い道では、対向車との事故リスクが高まります |
すれ違い時は減速+挨拶を | 四国は道幅の狭い山道が多いため、譲り合いが重要です |
集団ツーリングでは間隔を空ける | 風の影響や急ブレーキに備え、車間距離を十分に取ります |
駐車は道の駅や駐輪可の場所で | 景勝地の路肩は停めたくなりますが、交通の妨げになることも |
特に、観光地近くでは歩行者や観光バスも多くなりがちです。「自分だけよければOK」ではなく、周りへの配慮が大切です。
注意が必要な峠道と季節ごとの走行環境
四国の中でも、とくにバイクで走る際に気をつけたいのが以下のエリアです。
峠道・ルート名 | 特徴 | 注意ポイント |
---|---|---|
四国カルスト | 標高1300m超の絶景ルート | 霧が多く、夜間は視界がゼロになることも |
寒風山トンネル周辺 | 高知〜愛媛の県境 | 雪の可能性や凍結に注意(11月後半〜3月) |
祖谷渓・かずら橋周辺 | 崖沿いの細道多数 | 雨天時は落石と滑りに要注意 |
室戸岬・足摺岬方面 | 海沿いの断崖ロード | 強風の日はハンドル操作に集中を |
また、夏のゲリラ豪雨や秋の台風シーズンには、走行前に最新の天気予報や通行情報を確認することを忘れずに。
こうして事前に情報を頭に入れておくだけで、より安心して走ることができます。
一人旅でも安心!バイク乗り歓迎の宿泊スポットとは?
ソロツーリングの魅力は、自由気ままに走れること。でも、宿選びで「バイクが停められるか」「ひとりでも浮かないか」と不安になる方も多いのではないでしょうか?
ここでは、一人旅でも快適に過ごせて、バイク乗りに優しい宿泊施設を特徴ごとにご紹介します。
ソロライダーに向いている宿の条件とは?
条件 | 理由 |
---|---|
バイク専用または屋根付き駐輪スペースあり | 雨風や盗難のリスクを避けられる |
ひとり泊OKで割増料金なし | コスパを気にせず予約しやすい |
ライダー向けサービス(地図・工具貸出など) | トラブル時の安心感が違う |
ライダー歓迎の雰囲気がある | 気後れせず宿泊できる環境が心地よい |
最近では、「ライダーズイン」「ライダーズハウス」などの名称で、バイク乗り専用に近い宿も各地に増えています。
実際にソロ旅でおすすめの宿(エリア別)
宿泊施設名 | 所在地 | 特徴 |
---|---|---|
ライダーズイン四万十 | 高知県四万十市 | 1泊3,000円台から。ライダー専用、駐輪場完備 |
サンライズ糸山 | 愛媛県今治市 | しまなみ海道の入口にあり、絶景の見える宿 |
ことひら温泉 湯元八千代 | 香川県琴平町 | 一人旅歓迎プランあり、金刀比羅宮に近い |
ホステル阿波の国 | 徳島市 | 清潔感があり女性ライダーにも好評 |
施設によっては、ライダー割引がある場合もあるので、予約時に公式サイトや電話で確認してみましょう。
「ひとりだからこそ」得られる贅沢も
実は、ソロ旅だからこそ好きな時間にチェックインし、好きなだけ温泉に浸かり、ご当地グルメをじっくり味わえるという楽しみ方もできます。
また、ライダーズインのような宿では、自然と他のライダーと交流が生まれることも多く、同じ趣味を持つ仲間と情報交換できる機会にもなります。

バイクで訪れても安心。駐輪スペース完備の宿なら、一人旅でも快適に泊まれる
モデルコース比較:初心者向け/絶景優先/グルメ重視
どんな旅をしたいかによって、選ぶルートは変わります。
以下の比較表では、あなたに合ったモデルコースがすぐに見つかるよう、それぞれの特徴をまとめました。
タイプ | おすすめルート | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|---|
初心者向け | 徳島 → 高知(市街地メイン)→ 愛媛(道後温泉)→ 香川 | 比較的走りやすい道、宿・休憩ポイントが豊富 | 初めて四国を走る人、短距離派 |
絶景優先 | 高知(四万十川)→ 四国カルスト → 石鎚山系 → 今治 | 山道・高原の絶景が満載。ワイルドなルート多め | 絶景好き、少し慣れたライダー向け |
グルメ重視 | 高知(カツオ)→ 愛媛(じゃこ天)→ 香川(うどん) | ご当地名物をしっかり味わえるコース | 食べる楽しみも旅のメインにしたい人 |
あなたの好みに合わせて、柔軟に組み合わせてアレンジするのも◎。
旅の目的が明確になると、ルート選びもずっとスムーズになります。
よくある質問(Q&A)
Q1. 初心者でも四国ツーリングは大丈夫ですか?
はい、問題ありません。
事前に天気やルートをしっかり調べておけば、初心者でも楽しめる走りやすい道路が多数あります。
特に市街地~道の駅中心のルートは、初心者向けに最適です。
Q2. ベストシーズンはいつですか?
春(3〜5月)と秋(9〜11月)がおすすめです。
春は桜や新緑が美しく、秋は紅葉と安定した気候が魅力。
夏は暑さ、冬は山間部の凍結に注意が必要です。
Q3. キャンプ装備がなくても大丈夫?
はい。今回は宿泊施設を利用するモデルコースが中心なので、キャンプが初めての方でも大丈夫です。
ただし、キャンプに挑戦したい方は「ライダー向けキャンプ場」も四国各地にあります。
Q4. 一人でも宿泊しやすい?
最近は「一人旅歓迎」の宿が増えています。
ライダー専用宿やビジネスホテル、温泉宿のひとり用プランもあり、気兼ねなく利用できますよ。
まとめ|四国ツーリング2泊3日で得られるもの
今回ご紹介した四国ツーリングのモデルコースは、絶景・ご当地グルメ・温泉・走る楽しさを、2泊3日の旅にギュッと詰め込んだ内容です。
ポイントを振り返ると…
-
各日程に無理のないルート設定で、初心者でも安心
-
道の駅や休憩スポットを活用して体力管理をしやすく
-
地元グルメ&温泉施設でリフレッシュ
-
季節ごとの注意点や天候への備えも万全に
特別な装備や大型バイクがなくても、事前の準備と計画で快適な旅が可能です。
あなただけの「四国バイク旅」を、ぜひ安全第一で楽しんでくださいね。
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