宮崎ツーリングクラブや山・ランチも楽しむカーフェリー旅の魅力

九州の東側に広がる宮崎県は、海と山の絶景が交差するツーリングの楽園です。
この記事では「宮崎カーフェリーツーリング」をメインに、フェリーでのアクセス情報から絶景ルート、グルメ、クラブ活動まで、宮崎を走るライダーに役立つ情報をたっぷりとご紹介します。

「宮崎ツーリングクラブに参加してみたい」「宮崎ツーリングランチはどこがおすすめ？」「宮崎ツーリング山ルートって走りやすいの？」という声に応えるべく、初めての方でも安心できるルートや立ち寄りスポット、地元で愛されるご当地グルメまで網羅しました。

また、「ソロツーリングの何が楽しいか？」や「九州一周ツーリングは何日かかる？」といった全国ライダーからの疑問にも触れつつ、宮崎が中継地としても非常に優れている理由を解説しています。

ひとり旅でも仲間とでも、フェリーに乗って宮崎へ向かえば、そこには南国ムードあふれる非日常の風景と、心温まる出会いが待っています。
この記事を読めば、あなたの次のツーリング先が自然と「宮崎」に決まるかもしれません。

◎この記事のポイント
・宮崎カーフェリーツーリングのルートやアクセス方法がわかる
・宮崎ツーリングクラブの参加方法やメリットを知ることができる
・宮崎ツーリングランチで立ち寄りたい人気店や郷土料理がわかる
・宮崎ツーリング山ルートの絶景スポットや走行の注意点が理解できる

宮崎カーフェリーツーリングで行く絶景ルートと旅の魅力
宮崎ツーリングクラブやランチ・山スポットの楽しみ方

宮崎カーフェリーツーリングで行く絶景ルートと旅の魅力

宮崎県へのアクセス手段として「カー・フェリー」を利用するツーリングは、旅の楽しみ方を広げてくれます。
車両ごと乗船できるフェリーは、愛車でそのまま走れることが最大のメリット。長距離運転の疲れを軽減しながら、宮崎到着後はそのままツーリングへ出発できます。

この章では、宮崎のフェリー事情やアクセスルート、フェリー利用時の注意点、さらにツーリングの魅力あふれる絶景スポットをご紹介します。
フェリーでのんびり移動しながら、宮崎ならではの南国ムードとツーリングの醍醐味をたっぷり味わいましょう。

フェリー利用でアクセスしやすい港一覧

宮崎県へツーリングに行く際、カー・フェリーを使えば移動がぐっと楽になります。
とくに関西や四国からアクセスする方には、フェリーの利用はおすすめです。

現在、宮崎県へ就航している主なフェリーの発着地は以下の通りです。

出発地	到着地	運航会社	所要時間（目安）
大阪南港	宮崎港	フェリーさんふらわあ	約13時間
志布志港（鹿児島）	大阪南港・神戸港	フェリーさんふらわあ	約12時間
東京・名古屋方面	宮崎直通はなし（鹿児島・大分経由）	間接利用	約20時間以上（車移動含む）

宮崎港へダイレクトにアクセスできる便は少ないですが、大阪南港発の便はツーリングユーザーからも人気です。
また、鹿児島県の志布志港を利用して南九州から宮崎へ走るというルートも組めます。

フェリーを利用することで夜間の移動が可能になり、翌朝からすぐにツーリングを始められるのも大きな魅力です。
ただし、出発前にはバイクの固定方法や積み込み手順についても確認しておくと安心です。

フェリーを利用することで夜間の移動が可能になり、翌朝からすぐにツーリングを始められるのも大きな魅力です。
ただし、出発前にはバイクの固定方法や積み込み手順についても確認しておくと安心です。
運航スケジュールや予約状況については、フェリーさんふらわあの公式サイトを事前に確認しておくとスムーズです。

夕方の宮崎港に到着するフェリーの写真です。バイクが降りる準備をして並んでいます。港は日本の伝統的な建築様式で、活気に満ちた雰囲気です。空は青とオレンジが混ざり合い、夕日が近づいていることを示唆しています。

宮崎港から始まるおすすめツーリングコース

宮崎港に到着したら、すぐにツーリング旅のスタートです。ここから広がるコースには、海も山も、そして名所もたっぷり詰まっています。

まず、最初に走ってほしいのが「日南フェニックスロード」です。宮崎市から南へ向かうこのルートは、海沿いをヤシの木が並ぶ南国ムード満点の道。フェリーでの旅からそのまま、異国のような雰囲気を味わえます。

途中にある「堀切峠」では、バイクを停めて太平洋の大パノラマを堪能しましょう。さらに足を延ばせば、歴史ある鵜戸神宮や青島にも立ち寄れます。

次におすすめなのが、高千穂方面へ北上する山ルートです。走行距離は少し長くなりますが、山間部を抜けていくワインディングロードは、ライダーにとって最高の景観と走り応えを与えてくれます。

なお、宮崎市周辺にはガソリンスタンドやコンビニも充実していますので、初心者の方でも不安なく出発できるエリアです。

こうして、宮崎港からは海と山、両方のルートを楽しむことができるため、自分だけのオリジナルツーリングプランを組む楽しさもあります。
出発地を宮崎港にすることで、計画の幅が広がるのもフェリー利用のメリットといえるでしょう。

宮崎港近くの美しい海岸線を走るバイクのグループです。晴れた日で、自然光が美しく、温かい雰囲気です。港と山の景色が背景にあります。

宮崎の海岸線ルートは南国ムード満点

宮崎県の魅力のひとつは、なんといっても海沿いの道に広がる南国リゾートのような景観です。
ヤシの木が並ぶ道路や、どこまでも続く水平線を眺めながらのツーリングは、日常を忘れさせてくれる特別な体験になります。

特に宮崎市から日南市へ続くルートは、海と空が視界いっぱいに広がり、走るだけで自然と笑顔になれるほど。
いくら走っても飽きがこないと感じる方も多く、九州内の海沿いツーリングでも特に人気のエリアです。

ただし、季節によっては風が強い日もあるため、走行中は風の影響を受けやすいことも覚えておきたいポイントです。
とくに大型バイクでの走行時は、横風対策や安全な車間距離の確保を意識して走るようにしましょう。

このように、海岸線ルートは風を感じながら爽快に走れる一方で、天候に左右されやすい一面もあります。
事前に天気や風の強さを確認しておくと、より快適なツーリングにつながります。

宮崎の穏やかな海岸線ルートの写真です。ヤシの木が並び、トロピカルな雰囲気です。バイクが道の端に停まっており、ゆったりとした旅を想像させます。

日南フェニックスロードと絶景ポイント

宮崎ツーリングの代名詞ともいえる「日南フェニックスロード」は、走るだけで旅の記憶に残る美しいルートです。
宮崎市の南部から日南市の都井岬あたりまでを結ぶこの道は、ヤシ並木と海岸の景観が連続する人気スポットとして知られています。

沿道にはいくつかのビュースポットがあり、なかでも「堀切峠」は特に見逃せません。
ここでは太平洋のダイナミックな眺望を堪能でき、写真撮影にもぴったりなロケーションです。バイクと海のツーショットも絵になります。

さらに道中には「鬼の洗濯板」と呼ばれる珍しい地形や、赤い社殿が美しい「鵜戸神宮」など、観光とツーリングを同時に楽しめるポイントが数多くあります。

表にまとめると以下のようになります。

スポット名	特徴	立ち寄りやすさ
堀切峠	絶景ビュースポット。海と道の一体感	高い
鬼の洗濯板	波状岩のユニークな地形	中
鵜戸神宮	岩場に建つ神秘的な神社	高い

ただ単に「走るだけ」ではもったいないほど、見どころが連続するこの道は、ツーリング初心者にも安心して楽しめます。

ただし、週末や観光シーズンは車の通行量が増えることもあるため、休憩ポイントをあらかじめ決めておくとスムーズに回れるでしょう。

このように、日南フェニックスロードは走る喜びと見る喜びをどちらも味わえる、宮崎を代表するツーリングロードです。

日南フェニックスロードの景色です。バイクが道の端に停まっており、ヘルメットがシートに置いてあります。緑豊かな景色と青い空が広がっています。

宮崎で立ち寄りたいフェリー利用者向け観光地

フェリーを利用して宮崎に到着したら、まずは近くの観光スポットから立ち寄ってみるのがおすすめです。
とくにアクセスしやすくてツーリングでも回りやすい観光地が豊富にそろっているのが宮崎港周辺の魅力です。

港から比較的近い場所には「青島」や「堀切峠」といった定番の名所があります。青島は1.5kmほどの小さな島で、周囲を「鬼の洗濯板」と呼ばれる波状岩が囲んでいます。島の中心にある「青島神社」はパワースポットとしても知られており、立ち寄る人が後を絶ちません。

また、港から30分ほどで到着できる「宮崎神宮」も見逃せません。緑に囲まれた境内は静かで落ち着いた雰囲気があり、旅の始まりにぴったりです。

少し足を延ばせば「鵜戸神宮」もあります。岩場に沿って階段を下りていくと、朱塗りの社殿が見えてきます。そこから見下ろす太平洋の景色はとても印象的です。

以下の表に、フェリー到着後すぐ立ち寄れるスポットをまとめてみました。

観光地	宮崎港からの目安時間	特徴
青島	約20〜30分	鬼の洗濯板・神社・パワースポット
宮崎神宮	約15〜20分	落ち着いた雰囲気・緑が豊か
堀切峠	約30分	海岸線の絶景・ツーリング向き
鵜戸神宮	約1時間	岩場の社殿・神秘的な雰囲気

こうして見てみると、到着してすぐに「観る・祈る・走る」が楽しめるエリアが揃っていることが分かります。
旅のスタートに観光を取り入れれば、さらに思い出深いツーリングになることでしょう。

青島の海岸線の写真です。波状岩が特徴的な地形を作り出しています。海の青さと岩の質感が美しいコントラストを生み出しています。

宮崎ツーリングに適したシーズンと天候情報

ツーリングの計画を立てるときに重要なのが、気候とベストシーズンです。
宮崎は全国的に見ても温暖な地域に入るため、一年を通してツーリングがしやすい場所として人気があります。

とくに春（3〜5月）と秋（10〜11月）は、暑すぎず寒すぎず、天気も安定しやすい時期です。
海岸沿いの風景が映えるこの季節は、ライダーからの満足度も高くなります。

一方で、夏（7〜8月）は日差しが非常に強いため、長時間の運転には注意が必要です。帽子やサングラス、UV対策グッズを準備しておきましょう。
また、梅雨時期（6月）と台風が接近する9月前後は、急な天候の変化があるため、出発前の天気確認が欠かせません。

冬（12〜2月）は、山間部では気温が下がるものの、宮崎市や沿岸部であれば日中は暖かく走れる日も多くあります。寒さに強いウェアを着用すれば、冬の絶景を楽しむこともできます。

季節	特徴	注意点
春	花が咲く季節で景観も良好	花粉や黄砂に注意
夏	海岸沿いがきれい・日照時間が長い	熱中症・紫外線対策
秋	空気が澄んでいて快適	早朝・夕方の冷え込み
冬	混雑が少なく静かに走れる	山間部は冷え込む

天気と季節の特徴を理解しておけば、トラブルなく快適な走行がしやすくなります。
無理のないスケジュールと装備で、安全に楽しいツーリングを満喫しましょう。

晴れた日の宮崎の風景です。空は青く、白い雲が浮かんでいます。気温も快適で、アウトドアを楽しむのに最適です。

宮崎ツーリングクラブやランチ・山スポットの楽しみ方

宮崎でのツーリングは、海沿いの絶景だけでなく、仲間とのつながりや食の楽しみ、自然に触れる旅路も大きな魅力のひとつです。
最近ではツーリングクラブに参加して交流を深めるライダーも多く、宮崎ならではの山道やご当地グルメを仲間とともに味わうことで、旅がさらに思い出深いものになります。

この章では、宮崎で活動しているツーリングクラブの特徴や参加のヒント、山エリアのおすすめルート、そして地元で人気のランチ情報まで、宮崎ツーリングを多角的に楽しむ方法をお届けします。
自然の中で走り、食べ、つながる―そんな体験が詰まった宮崎の魅力に、きっと出会えるはずです。

宮崎でツーリングを楽しむライダー向けに、ツーリングクラブの情報や、地元グルメ、山間ルートなどをご紹介します。

宮崎のツーリングクラブに参加するには？

バイク好きが集まるツーリングクラブは、初心者にとっても心強い存在です。宮崎には、地元ライダーが運営するクラブやSNSを通じてつながれるグループがいくつもあります。

参加する方法としては、SNSで「宮崎ツーリングクラブ」や「ライダー募集」などのキーワードで検索するのが一番手軽です。InstagramやX（旧Twitter）などでは、気軽に交流しているクラブが見つかります。

また、バイクショップやカフェでもクラブ活動をしていることがあり、イベント情報を掲示している店舗も見かけます。もし近くの店舗でそのような情報を見つけたら、スタッフに声をかけてみるのも良いきっかけになります。

クラブに参加するメリットは、走行ルートの共有や情報交換ができること、そして同じ趣味を持つ仲間と一緒に走る楽しさを感じられることです。ツーリング中に困ったことがあっても助け合えるのは、グループならではの安心感でしょう。

ただし、無理に集団行動を強いられるスタイルが合わない人もいます。そういった場合は、あらかじめクラブの雰囲気やルールを確認しておくとミスマッチを防げます。

いずれにしても、自分のペースや性格に合ったクラブを選ぶことが何より大切です。

宮崎のバイククラブの集まりの写真です。ライダーたちがバイクについて語り合ったり、笑い合ったりしています。背景には様々な種類のバイクが並んでおり、和やかな雰囲気が伝わってきます。

ソロツーリングとグループツーリングの違い

ツーリングには大きく分けて「ソロ」と「グループ」の2つのスタイルがあります。それぞれに良さがあり、目的や気分に応じて選べるのがバイク旅の面白さでもあります。

ソロツーリングは、自分のペースで自由に走れるのが最大の魅力です。立ち寄りたい場所を自由に選び、休憩や食事のタイミングも気まま。時間に縛られずに自分だけの旅を楽しみたい人にはぴったりです。

一方で、グループツーリングには安心感や楽しさが加わります。道中での会話や休憩時間のシェア、写真を撮り合ったりすることで、旅の思い出が何倍にも広がります。

以下にそれぞれの特徴をまとめてみました。

スタイル	特徴	向いている人
ソロツーリング	自由・マイペース・静かな時間を楽しめる	一人の時間が好きな人、初心者もOK
グループツーリング	仲間と共有・情報交換・安心感・予定を合わせる必要あり	人と話すのが好き、旅を共有したい人

ただし、グループだと予定に合わせる必要があり、途中でコースを変えるのが難しい場面も出てきます。そのため、「今日はどんなツーリングがしたいか」を出発前に考えると、より満足度の高い旅になります。

このように、それぞれのスタイルには異なる魅力があります。どちらが正解というわけではなく、自分の気分に合わせて選ぶことが一番の楽しみ方です。

ソロツーリングを楽しむライダーと、グループツーリングを楽しむライダーたちの様子を対比させた画像です。ソロツーリングは自由で静かな時間を楽しむことができ、グループツーリングは仲間との交流を楽しむことができます。

宮崎の山エリアでおすすめのツーリングルート

海沿いの景色が注目されがちな宮崎ですが、山エリアにも心奪われるルートがいくつもあります。
山間部を走るツーリングは、空気の澄んだ高地を抜け、緑あふれる自然に囲まれた道を走る楽しみがあります。

その中でも人気なのが「えびの高原」周辺です。標高およそ1200mに位置し、夏でも涼しく、四季折々の景色が楽しめるルートとして知られています。道路はしっかり整備されていて走りやすく、カーブも適度なため初心者にも向いています。

もう一つ挙げておきたいのが、小林市方面からアクセスできる「県道1号線」です。このルートは、えびの高原から霧島連山の美しい稜線を望みながら走れる快走路で、途中に見晴らしのいい展望所が点在しています。

以下は、山エリアの代表的なツーリングコースの例です。

ルート名	特徴	難易度
えびの高原ルート	標高が高く涼しい。自然観察や展望台が充実	初級〜中級
県道1号線（小林〜霧島）	高原の景色が続き、開放感たっぷり	初級
北部山間エリア（五ヶ瀬方面）	ワインディングが多く、走り応えがある	中級以上

また、山間部では急な天候変化や、路面状況の悪化にも注意が必要です。雨のあとは落ち葉や砂利が残っていることもあるため、ブレーキやスピードの調整をこまめに行いましょう。

静けさの中で走る宮崎の山道は、海沿いとはまた違う穏やかで贅沢な時間を提供してくれます。自然の中に身を置くような感覚が味わえるのは、山エリアならではの魅力です。

宮崎の緑豊かな山道をバイクで走るライダーの画像です。澄んだ空気の中、ワインディングロードを駆け抜ける爽快感が伝わってきます。安全運転を心がけましょう。

霧島や高千穂峡など自然あふれる山道

前述の通り、宮崎県には霧島連山や高千穂峡といった自然のスケールを肌で感じられる山道がいくつもあります。どちらもツーリングコースとして全国から多くのライダーが訪れる名所です。

霧島連山周辺は、なだらかな山並みと溶岩台地の景観が特徴で、ところどころに温泉地が点在しています。走行の途中でひと息つける足湯スポットなどもあり、長距離ライダーにとってはうれしい要素が詰まっています。

また、高千穂峡エリアでは、渓谷に沿って走る山道が続きます。緑に包まれたワインディングロードと、目の前に広がる断崖や滝の景色が心を打つルートです。

注意点としては、観光地に近いルートでは歩行者やレンタカーの増加があるため、速度は控えめにすることが大切です。

以下に、霧島・高千穂周辺で走りやすいエリアをまとめてみました。

地域名	特徴	立ち寄りスポット例
霧島エリア	緑豊かな高原と温泉街が広がる	霧島神宮、丸尾滝
高千穂峡周辺	渓谷沿いの静かな道。神話ゆかりの土地	高千穂神社、真名井の滝

山間部の空気はとても清々しく、心までスッと洗われるような気持ちになります。
雄大な自然の中を走るツーリングは、まるで絵画の中を旅するような時間です。

高千穂峡の美しい景色を背景に、ツーリングを楽しむバイクの画像です。自然の雄大さを感じながら、安全にツーリングを楽しみましょう。

宮崎ツーリングで人気のランチスポット5選

ツーリング中の楽しみのひとつが、おいしいランチとの出会いです。
宮崎県には、バイクを停めやすく、ロケーションや料理も抜群なランチスポットがいくつもあります。

特に海沿いのカフェや郊外の定食屋さんは、ライダーに優しい雰囲気で迎えてくれるお店が多く、地元の味や旬の素材を使った料理を提供しているのが魅力です。

ここでは、景色・アクセス・味の3拍子そろったランチスポットを厳選して紹介します。

店名	特徴	立地エリア
フェニックス・ドライブイン	海を見ながら食事ができる人気店	日南フェニックスロード沿い
道の駅なんごう	ご当地メニューが充実、景色も抜群	串間市
オーシャンカフェ青島	開放感あるテラス席が人気	青島周辺
カフェ・パラボラ	山の中でゆったりくつろげるカフェ	高岡エリア
炙り家喜蔵（きぞう）	宮崎牛の炙り定食が絶品	宮崎市内中心部

どのお店もバイク用の駐車スペースがあり、ツーリングの途中でも立ち寄りやすいのが特徴です。
昼食を取りながら次の目的地を考える時間も、旅の大切な一部になります。

混雑を避けたい場合は、開店直後やピークを少し外した時間帯に行くと、よりゆっくりと楽しめるでしょう。

宮崎名物チキン南蛮の画像です。ツーリングの途中で立ち寄って、美味しいランチを楽しみましょう。

チキン南蛮と冷や汁が味わえる店特集

宮崎を訪れたら、やはり一度は味わっておきたいのが「チキン南蛮」と「冷や汁」です。
どちらも宮崎の食文化を代表する料理で、地元の人々に長く親しまれてきました。

チキン南蛮は、揚げた鶏肉に南蛮酢をからめ、たっぷりのタルタルソースをかけて食べるスタイルが定番です。
一方で冷や汁は、冷たい味噌ベースのスープをご飯にかけて食べる、夏にぴったりの郷土料理です。

この2品をしっかり味わえるお店を、下記にまとめました。

店名	提供メニュー	一言ポイント
おぐら本店	チキン南蛮（元祖の味）	タルタル多めでボリューム満点
直ちゃん	南蛮発祥のお店（タルタルなし）	シンプルで素材の旨味を堪能
おにいちゃんの冷や汁屋	冷や汁セット	夏季限定メニューが人気
うなぎの入船	冷や汁＋郷土料理の定食	鰻とのセットメニューあり
宮崎食堂	チキン南蛮と冷や汁の両方あり	地元の常連さんが多いアットホーム

特に「直ちゃん」では、あえてタルタルソースを使わない元祖スタイルの南蛮が食べられるため、食べ比べを楽しみたい方にはおすすめです。

また、冷や汁は夏場に提供している店舗が多いため、訪れる季節によっては事前確認が必要です。
暑い季節にこそ冷や汁のさっぱり感は格別なので、夏ツーリングとの相性も抜群です。

お腹が満たされるだけでなく、その土地の文化に触れられるのも、グルメツーリングの大きな魅力です。

宮崎の名物料理、チキン南蛮と冷や汁を美しく盛り付けた写真です。地元レストランの温かい雰囲気の中で、これらの料理をぜひ味わってみてください。

宮崎でスーパーカーと出会えるスポット紹介

バイクだけでなく、車好きにも嬉しい出会いがあるのが宮崎の面白さです。
特にスーパーカーを間近で見られるチャンスがある場所として、県内には知る人ぞ知るスポットがいくつか存在します。

その代表格が「道の駅フェニックス」。週末になると、県内外のオーナーたちがフェラーリやランボルギーニなどの愛車で集まることがあり、タイミングが合えば一度に複数台のスーパーカーに遭遇できます。

また、宮崎市内の一部カフェや海沿いの駐車場にも、定期的にスーパーカーオーナーのオフ会が開催されることがあります。これはSNSで事前に情報をチェックしておくと見つけやすく、偶然ではなく「狙って会える」可能性がある点もポイントです。

下記に、スーパーカーに出会える可能性があるスポットを表にまとめてみました。

スポット名	特徴	出会える可能性のあるタイミング
道の駅フェニックス	海が見える広い駐車場、バイクも集まりやすい	土日祝日、午前中〜昼頃
青島パームビーチパーキング	カフェ併設の開放的な駐車場	週末、晴天時
宮崎市内のカフェイベント会場	SNSで事前告知される集まり	月1回程度の開催

スーパーカーを眺めるだけでもテンションが上がりますし、ライダーとの交流も生まれやすい場所なので、人とつながる旅にしたい方にもぴったりです。

宮崎の景色の良い場所に集まったスーパーカーの写真です。美しい景色とともに、これらの車の魅力を楽しむことができます。

九州ツーリングの中継地としての宮崎の魅力

九州ツーリングの計画を立てる際、移動距離やルートをどう取るかは大事なポイントです。
その中で宮崎は、東西南北どのエリアへもアクセスしやすく、ちょうどよい“中継地”として活用できるロケーションにあります。

例えば、南から北上するルートであれば鹿児島から宮崎を経て高千穂や阿蘇方面へ向かうプランが自然です。逆に北部から入る場合は、大分や福岡から宮崎を目指して南下する形になります。

こうした流れの中で、宮崎には「リフレッシュできる場所」がたくさんあります。海沿いで景色を楽しむも良し、温泉で疲れを取るのもおすすめです。
さらに、市街地はコンパクトで宿泊・食事・給油ポイントもまとまっているため、ライダーにとって動きやすいのが魅力です。

以下は、宮崎を起点にしたモデルルートの一例です。

ルートパターン	経由地例	所要時間（目安）
鹿児島 → 宮崎 → 熊本	指宿・日南・高千穂	約6〜7時間
福岡 → 宮崎 → 大分	宮崎市・延岡・別府	約7〜8時間
宮崎 → 阿蘇エリア	小林・えびの高原・高森	約3〜4時間